MediaTombはDLNAのサーバ。
DLNAとはDigital Living Network Allianceの略で、業界団体の名称らしい。
よくわからないが、メディアサーバにあるコンテンツをネットワークを通して再生するためのものだと思っていいと思う。
今回は、そのメディアサーバをdebianに構築しようと思う。
sudo apt-get update sudo apt-get install mediatomb
問題なくインストールできたので、WebUIに早速アクセスしてみる。
URLは
http://hostname:49152
(hostnameはMediaTombをインストールしたサーバのホスト名)
ここに、ブラウザからアクセスしてみると
メディアサーバにメディアを追加するには、Filesystemを選択し、追加したいディレクトリかファイルを選択し追加ボタンで追加する。
赤丸で囲った部分のボタンで追加できる。
赤丸内右上のプラスが丸で囲われているボタンを押すと、オートスキャンのディレクトリとして追加できる。
オートスキャンの設定項目は
- Scan Mode
None:オートスキャンしない
Timed:設定した時間でスキャン
Inotify:フィルシステムの更新通知でスキャン - Scan LevelBasic:追加や削除は対応するが、MP3のid3タグの更新などには対応しない
Full:追加、削除、更新に対応 - Recursive
ディレクトリを再帰的に検索するか - Include hidden files/directories
隠しファイル(ドットで始まるファイル)を検索対象とするか
などの、項目がある。
自分の環境では、Scan ModeにInotifyを設定し、Scan LevelはBasic残りのフラグはoffのままにした。
もし、ディレクトリを追加して、Databaseを見ても、PC Directory以外に追加されていない場合は、拡張子が対応していない可能性がある。
その場合、設定ファイルで拡張子とファイルタイプの関連付けが必要になる。
設定ファイルは
/etc/mediatomb/config.xml
設定方法は、extension-mimetypeタグ内でmapを定義する。
<mappings> <extension-mimetype ignore-unknown="no"> <map from="拡張子" to="video/mpeg" /> </extension-mimetype> </mappings>
あと、PS3サポートするにはprotocolInfo extend=”no”をprotocolInfo extend=”yes”に変更する。
と、設定ファイルのコメントに書かれていたが、そこは変えなくてもPS3からメディアサーバと認識されビデオを再生することができた。
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