Linuxで2T超えのHDDを使う

新しい3Tの新しいHDDを追加しようとしたときに、fdiskではだめで別の方法が必要だった。
新しい2T超えのHDDはAFTと言って、物理セクタサイズが4Kバイトだった。

2T超えのHDDではfdiskは使えず、他のツールが必要だったので今回はそのツールを使って2T超えのHDDを使えるようにしてみる。

2T超えのHDDを初期化するにはpartedというツールを使う。
partedはfdiskなどと違って、即座に変更が反映されてしまうので注意深く実行した方がいい。

パーティション作成

sudo parted /dev/sdc
(parted) mklabel gpt
(parted) print
Model: ATA WDC WD30EZRX-00D (scsi)
Disk /dev/sdc: 3001GB
Sector size (logical/physical): 512B/4096B
Partition Table: gpt
 
Number  Start  End  Size  File system  Name  Flags

mklabelコマンドでgptを使用し、GPTテーブルを作成する。
作成後printコマンドで、状態を確認する。
Partition Table: gpt
と出力され、GPTに設定できたことが確認できる。

(parted) mkpart primary 2048s 100%
(parted) print
Model: ATA WDC WD30EZRX-00D (scsi)
Disk /dev/sdc: 3001GB
Sector size (logical/physical): 512B/4096B
Partition Table: gpt
 
Number  Start   End     Size    File system  Name     Flags
1      1049kB  3001GB  3001GB               primary
 
(parted) quit

mkpartでパーティション作成を行う。上記のコマンドだとプライマリパーティションを2048セクタにし、100%の容量でパーティションを作成する。
軽く検索してみると64セクタ開始でもいいような情報も見かけたが64セクタ始まりにすると、
Warning: The resulting partition is not properly aligned for best performance.
と、ワーニングが出てしまう。
いろいろな値で試してみて、最小で警告が出なかったのが2048だったので、今回は2048を採用した。
printコマンドで確認するとパーティションが正常に作成されていることが確認できる。

フォーマットについてはxfsを使ってみるを参照。

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